『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 曇り空で 涼しく感じるのである・・・

でも 風は強くて 海はまだ荒れているのだ・・・

さて 本日は組み立て式収納庫(600X1200X1000)の中にある
棚を修理していたのである・・・

この収納庫は ワシが組み立てた物なので もぅ 錆び錆びになっていて
中には グラグラな棚を入れていたのだ(これもワシが作った)・・・

それが 倒れてきてドアが開かなくなってしまうので
この度 足を取り替えることにしたのである・・・

相変わらずのいい加減さで 寸法も測らずやるが
今回は 最初の切断面だけ測ったのだ・・・

その他は 全部 最初に切った部分を 支えにして切ったんだが
ビミョ~に長さが違うのであった・・・ははは~っ!

しかし 倒れなくて物が乗ればイイので 役目は果たせているのである

やる事は雑だが 仕事は早い!
まさに THINKで作るカクテルのようだ・・・

宮古島の天気予報では 曇りや雨のマークが出ているが
晴れ間もでるんである・・・

そうなると とても暑い!
雨マークでも気温30℃になっているのだ・・・

それでも いつもよりは涼しくなったので
本日は10時頃まで グッスリと寝てしまったのである・・・

宮古島に住んでから 目覚まし時計で起きた事はないが
涼しくなると起きる時間も遅くなるのだな・・・

夏の時間は 寝ていても暑すぎるのと
早く海に行きたいから 9時頃に起きてしまうのだが
今は海にも入れないから ゆっくり起きているのだ・・・

さて 本日は床屋に行って 髪をサッパリしてきたんだが
宮古島に来た頃は 海兵隊の髪型にして下さい!と
床屋のマスターに頼んでいたのである・・・

そんな注文をする人は 宮古島にはいないので
直ぐに顔を覚えられたようだが

その頃のワシは 宮古島に来たばかりだったので
なめんなよ!という感じで 攻撃的な風貌にしていたのだ 

確かに 最初は よそ者扱いされていたから
生意気なバーのマスターくらいに思われていて
負けるモンか~!と思いながらの営業だったのである・・・

しかし 今は おかげさまで 何とか生き延びているので
穏やかな顔になっているのである・・・?

昔は 大変だったよなぁ~・・・しみじみ

天気予報では 日曜日頃から 雨が降る予報だったが
宮古島は まだ 晴れているんである・・・

しかも 気温も まだ30℃で
暑いったらあ~りゃしないのだ・・・

さて 一昨日は店に初めて中国人が来たが
昨夜はカナダ人が来ていたのである・・・

実は 3日前には ブルガリア人とウクライナ人が来ていて
その前にはスコットランドからのお客様が来ていて
つまりは 毎日 何処かの国の人がご来店しているのだ・・・

最初は 何処の人か?分からないので
とりあえず カクテルなら好みの味を聞いて出すのだが
ウクライナの人には よりにもよって バラライカを出してしまったのだ
バラライカはロシアの代表的な弦楽器)

ウクライナとロシアは色々な問題を抱えているのに
ワシはバラライカを知ってるか?なんて聞いてしまったのである・・・
あ~失敗したぁ~(でも 後で分かった事だしなぁ・・・)

また スコットランドから来た人は
当然ウイスキーが好きで当店に来たと思っていたから
何を注文するか?と思っていたら

何と「ボクはウイスキーが嫌いで ビールしか飲まない」と言うではないか・・・
あれぇ~?

まぁ~ これは我々の勝手な思い込みで
誰もがウイスキーが好きだとは思わないが
どちらも 原材料は一緒だしね・・・?

・・・とまぁ とにかく宮古島は トンデモナイ事になっているのだよ

カナダ人は今夜も飲みに来るんだそうだ・・・

昨夜の事である・・・

8時前にご来店した3人の男性は 中国人だったのである!
・・・ついに ついに 恐れていた事が起きてしまった!

先週には 大型客船が停泊するから
飲食店の方は御注意下さい?の紙が配布されたが
その時には 西里通りには誰も外人の姿を見なかったのだ・・・

ところが今回は 何の連絡も無く 突然現れたのだった・・・

とにかく 英語が通じない・・・
しかたがないから スマホの翻訳アプリで会話したが
カクテルを知らないんだろうなぁ・・・
注文は「隣の人と同じ物・・・」だったのである

面白かったのは 彼等は 私やお客様に タバコを差し出した・・・
そして 脚立を出して写真を撮りまくり お酒は一向に飲もうとしなかったのだった・・・

また チェーサーを欲しいと言うので冷蔵庫からミネラルを取り出すと
何と「お湯が欲しい」と言うではないか・・・

どうやら 中国はお茶が好きだから 
冷たい物を飲んだら 暖かい物を飲むんだそうだ・・・ふ~ん

でも まぁ~ 大声で騒ぐワケでもなく そんなに迷惑ではなかったので
ワシも笑顔で接客してしまったが 喜んでくれたのか?
「来年も来ます」と言っていた・・・ 別に来なくても いいんだけど

すると 今度はまた 別の3品組みの中国人が入って来た・・・

この人達は 一昨日に5名で来店したので 入店をお断りしたんだが
昨夜は人数を少なくして来てくれたようだ・・・

その中の一人は 日本語が話せたので 注文はスムーズに出来て
イイお客さんだったのだ・・・

そうしたら さらに また 中国人カップルがカウンターに来て
店の中は 日本人より中国人の方が多かった時間帯があったのである・・・

そのカップルは若いのに 流暢な英語が話せて 上海から飛行機で来ているらしく
上海は大都会でバーもあるらしく カクテルも良く知っていたのだった

だから マナーも心得ているし これまた イイお客さんだったのだ・・・

んで 話を聞くと その人達も どうやら一昨日に帰した5名の団体客で
今回は分かれて入ってきたようだ・・・(ほほぅ 心得ているな・・・)

しかし そうまでして 当店に来たかった理由は
トリップアドバイザーというサイトに 載っていたからなんだそうだ・・・

それにしても 今回は イイお客さまだったから良いようなものの
これから先 どうなるか分からないので
いよいよ 店の注意書きも 
4カ国分を張り出さないといけなくなるのだろうなぁ~・・・

 

宮古島は まだ 気温30℃オーバーの
快晴なんである・・・

先週の天気予報では 連休あたりから天気が悪くなり
今日も雨マークがついていたのに
明日も晴れの予報に変わっているではないか・・・

もぅ 暑過ぎて 頭が熱くて 気が狂いそうである・・・

もしも ワシが 裸で庭先にいても 
THINKのカウンターで女装していても
それは この暑さのせいかもしれない・・・

さて 本日は 台風で壊れてしまったベンチの修理をしていたのだ・・・

台風の後片付けで 優先順位の最後になっていたのが
このベンチの修理だったんだが
そんなに 利用していたワケでもなかったので
最後になってしまったのである・・・

このベンチは 元々 金属部分の枠しかなかったものを
木をつなぎ合わせて ワシが使えるようにしたんだが
それが 台風でぶっ壊されたのだった・・・

今回は 木が折れたわけではないので
接合部分のネジを付け替えて シッカリと固定したので
今までよりも丈夫になっていると思うのだ・・・

しかし 毎日 何かと やる事があって
退屈しない日々なのである・・・

ただ 暑いのはウンザリしている・・・

 

宮古島は まだ 気温30℃超えの
暑い天気ですねん・・・

ホンマに ええかげんにせ~よ!と
たまには 関西弁で怒ってみるのだ・・・ 

さて 近くに熱帯低気圧があるせいか?
風が強くて 海は大荒れなんである・・・

んで しかたがないから 本日も 野暮用で 
昨日 メンテナンスしていた チェ~ン・ソーのチェーンを 
一つ一つ掃除してのだ・・・

こういう作業は 宮古島に来てから 地味~にやる機会が増えて
タコ獲りの道具の修理などをするようになってから多くなっているが
何か 職人ぽくて 好きなのである・・・

こんな作業は 内地にいた頃には 一度もした事が無く
壊れたら交換すればイイと思っていたものだ・・・

しかし 道具を大事にする事で 愛着がわき
大切に使うようになってきたのである

何でも手に入る内地とは違って
宮古島では 何とか使えるように自分で直すのが基本で
人間が逞しく育っていくのだ・・・?

ワシは宮古島に来てからは 内地では経験できない
色々な事を学んだような気がする・・・

 

 

昨夜は 予想外に忙しくなり
ワシはカクテルやショットを 作りっぱなしの状態だったのだ

そこに 若い女性観光客が来て 海の話をするので
「明日からは 海が荒れてきますよ」と教えてあげたら

「そうそう 7mもあるんだってさ」とか言うので
いや・・・それは 波の高さではなく
風の強さなんだけど・・・と思ったが
めんどくせ~から 教えてあげなかったのである・・・イジワル?

おま・・・波の高さが 7mもあったら 台風レベルだぞ!
きっと 遭難するだろう・・・

さて 本日は 家の前の道路に 台風で倒れかかっている木を
チェーン・ソーで切る事にしたのだ・・・

昨日 その土地の持ち主であるオジィが家に来たので
その時に 木を伐採しても良いという承諾を得たから
今回は 容赦なく切ることにしたのである・・・

そこで 準備をして チェーンソーのスイッチを入れると
ウィ・・・となったまま 動かないので
分解して 中の様子を調べてみると 
どうやらチェーンが固まって動かなくなっているようだった・・・

しかたがないから チェーンを一つずつ 
油を差してスムーズに動くようにして 直してみたが
それだけの作業で 疲れてしまい
伐採時間の3倍くらい そちらの時間の方が長かったのである

つまりは ちゃちゃちゃ~・・・っと木は切り落として
アッという間に終わってしまったのだ・・・

だから メンテナンスは大事なんだよ!