『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

無題

すげ〜なぁ・・・オイ!<br> 「猛烈な台風」だとよ!<br> そんな言葉 聞いたのは<br> “小川ローザ”以来だぞ・・・?<br> <br> とにかく10日の<br> 12時前に停電して<br> 起きていても仕方がないから<br> 寝ていたのである<br> <br> 風は「ビュ〜」とか「ヒュ〜」とかは<br> 宮古島に来てから何回も聞いて<br> 去年の54mの時も 「うひゃぁ〜」と思ったが<br> 今回のは「〜」がないのだ!<br> 風の音が「バッ・バッ・バッ」と聞こえて<br> 壁が飛んでくる感じである!<br> もう うるさくて眠れやぁしね〜ぜ・・・<br> <br> すると 3時過ぎに突然 ド〜ン!と家が揺れ 慌てて起きたら<br> 台所のガラスに角材が突っ込み ドアも突き破られていた!<br> <br> 急いで窓を塞ぐ為に ベニアをあて 家具を押し当て<br> 隙間を新聞紙で埋め 次に備えた・・・<br> <br> 5時頃 静かになり 吹き返しの風を気をつけていたが<br> 入り口の雨戸が2枚吹き飛ばされて<br> また何か当たったら 今度は家中がグチャグチャになる!<br> 心配でおさまるまで寝ていられない・・・<br> <br> 風は夕方7時頃まで吹き 外に出られる時には暗く<br> 停電しているので作業もできない・・・<br> <br> ラジオで阪神が同点に追いついたのを聞き<br> 決して諦めてはいけないんだ!と思い 寝た!