『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

無題

こんな不幸な男を私は知らない!<br> <br> 隣の納屋がぶつかってくるワ<br> 車のガラスは割れるワ<br> 店の冷蔵庫はつぶれるワ<br> もう 踏んだり蹴ったりの毎日なのに<br> <br> 昨日のTHINKは とっても暇で<br> レンタルDVDなんか 2本も見ちゃって<br> お客さん来ね〜なぁ・・・とか思いつつ<br> 外を見ると雨が降ってきたので<br> <br> ひどくならない内に早く帰りましょう!と急いで仕度して<br> 5分で家に着いた・・・<br> <br> エンジンを止めて・・・<br> 単車に積んでいるバックを下ろして・・・<br> 下ろして・・・下ろして・・・下ろして・・・おろ<br>   <br> アレッ・・・?<br> 『バックが無いじゃん?』<br> <br> マジかよ? おい! シャレにならんぞ! と<br> 急いで来た道を引き返して5分で店に着いたが<br> 途中にバックは落ちていなかったのだ!<br> <br> 携帯に電話してもいらい待っていると タクシーが拾ったと連絡が入り<br> 事務所まで駆けつけ受け取ってみると<br> バックは無事だが 財布の中身だけ抜かれていたのだった・・・<br> <br> もう ショックで死にそうである!<br> 1週間分の売り上げが入っていたので 気が動転して これから路頭に迷いそうだ! <br>  <br> もう 何でこう 不幸が重なるのだ?<br> 拾ったら交番に直接届けろよ! どうやら最低な人間に拾われてしまったようだ!<br> マジでTHINK宮古島義援金募集してもらおうか・・・?