『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

されど引越し

来る日も来る日もお引越し・・・ 引越しや ああ 引越しや 引越しや (芭蕉 さて 夢中になって荷物を運んでいたら 手の水ぶくれがぺッタンコになっていました! 中の水分が何処へ行ったのか解らないが 膨らんだ皮も元の位置に戻っている・・・ プロレスラーの流血もそうだが 鍛えてある身体の人は回復力が早く 流血もすぐ止まってしまうのだそうだ ワシは鍛えた身体も根性もないが 爬虫類のような再生力とウロコを持っているので いつも自然に治るのを待っているのだ・・・ 引越しの荷物は 工事のオッサンも驚くくらいで 「多すぎないか?」と心配もされている! とりあえず工房は 予想通り足の踏み場もなくなった・・・ 家の中がバタバタしているので 猫のテンは家を抜け出して 何処かに逃げて行ってしまったのではないか?と思うくらい 朝から姿を現さず 静かになった頃に寝室の方から出てきた! 飯も喰わず姿を現さないのは よほど嫌なんだろうなぁ? ワシもできれば隠れていたいよ・・・ また “海へ行きたい病”の発作が出てきたので そろそろ 遊びたいのである!