『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

いやはや イイ天気である! 内地では暖房を入れている地域もあるのに 宮古島はまだクーラーが必要だ・・・ ウッシッシ・・・天国天国! さて 素潜りも3日連続になり 明日で2翻シバリだからね! チョンボしないように・・・ 今日もタコを求めてワシは潜る! 現在を今日を そして明日を生きる為に・・・ 何 言ってんだか ワケわかんね〜ぞ・・・って? 店が暇だから晩御飯のオカズを自分で獲って来ないと ワシのオカズもドックフードなんだよォ? ウソやで〜! まぁ 自分でいうのもナンだが 前回から色々と見えてきたんだよ タコが・・・ と 自分で勝手に思い込みながら毎日入っているんだが 今日も全然見つかりません・・・ ダメだこりゃ〜!と帰りのコースを泳いでいると 3mくらい底の岩の穴に何か見えたのだ! 「ひょっとして 足?」 「足だけ・・・?」 でも どう見てもタコだよな〜・・・と思いつつ 道具を用意して潜って刺してみたら 手応えあり!・・・と思う間もなく 別の方向から タコの本体が出てきた! 「でけ〜っ!」でも 海中だぞ・・・どうする? 急いで引っかける方のヤスで捕まえようとしたが スルリとかわされ スミを吐かれて 更に底の穴に逃げ込んでしまった! その後何回も潜って 穴を突付こうが ジルバ踊ろうが 何をしても 全然姿も見えなくなり ワシも苦しくなって諦めたのでした・・・ チョット悔しいけど 今回もタコを見つける事が出来た事に満足しているのだ! どっちか?ってーと 釣りで大物を逃がした方が悔しいかもしれないな? とりあえず まだ前回の大ダコが残っているし 見逃してやるぜ・・・ そんな彼の事を人々はこう呼ぶ・・・「タコ獲り逃がし・ハンター!」残念!