『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

いざり漁

誠に勝手ながら 本日テレビ撮影の為 いつもより早く閉店させていただきます ・・・と 12時前にお店を閉めて 本日は高野に行きました 昨日の昼間に 収穫が少なかったので そんな事がないように 今回は師匠も同行してもらうことにしたのだ! 高野は3回目でまだ馴染みが薄いのだが いつも大型のエビが獲れるので良い場所ではある 潮がまだ引いていなかったが 30分でそこそこ獲れたので 撮影は成功?したと思う・・・ 同じように師匠と歩いているのに 師匠はエビを獲れる数がワシの3倍も違うので驚いてしまうのだ! 師匠から見ればワシはまだまだヒヨッ子である・・・  撮影の絵的には夫婦仲良く楽しそう・・・が良いらしいのだが エビを獲っている最中は無口で真剣だし あ〜だ・こ〜だと喋りながらくっ付いて獲っていないし ようは世間一般的なベタベタするのが好きな甘っチョロイ夫婦ではないのだ! だから コメントも少ないワシの場合はテレビ向けでは無いらしい・・・ でも 釣りをしていても普通はベチャクチャ喋らないのだから 本当の姿ではないのである! しかし  カウンターの中なら喋るので会話は仕事中にしてくれませんかね・・・? さて エビを獲った後は タコを獲りましょう!ってんで 今度は沖に向ってジャブジャブと海に入って行くのだが パンツが濡れてしまうほどの深さまで行くので大変である! ついでに途中から雨が降り出して底が見えなくなり 帰る方向も分らなくなる始末である・・・うへ〜 怖いよう! そんな中でも師匠はタコを見つけて 撮影に使う為 生きたまま獲ってこようとしたら逃げられたらしい・・・ 相変わらず凄いなぁ! 感心するのだ・・・ ワシはタコ獲りでも まだまだ師匠の足元にも及びません 40年宮古島の海で遊んでいる人に追いつくのは ワシが90歳になった時かよ? もう 死んでます・・・