『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

いざリ漁

昨夜は カクテル教室の後も なかなか忙しかったが 12時前に お客様が退けたので ムヒヒ・・・となったのである 昨日は もぅ既に いざり漁の道具も 車に積み込んであり そのまま海に出掛けられる体勢で 出勤していたのだ・・・ 日本に 仕事の後にそのまま 漁に出掛けるバーテンダーは 多分ワシくらいだと思うのだ! その夜の内には シューカーを網に取り替えて ベストにネクタイ姿をウェーダーに履き替えて まるで スーパーマンか スパイダーマンのようであるが ワシの場合は無天老師が亀仙人に戻るようなものである さて 昨夜の海には誰ぁ〜れもいなくて 真っ暗な中 チョット怖いくらいだったのである 風も少し吹いていて エビが沢山いた場所が分からなくなってしまった しかし ウロウロしながら獲ってはみたが 前日の1/3の収獲しかなく 結局 早く帰って来ました・・・ さて 本日は天気も悪かったので真謝に犬の散歩に行き やっぱり真謝犬がいないので 捕獲されていないか心配になり 保健所を訪ねてみました 建物の裏には捕らえられた犬達が何匹かいて  その連中に見つめられると もぅ いたたまれませんでした・・・ 中には首輪が付いている犬もいて 最初から野犬じゃないのが分かります 飼い主の無責任な行為で捨てられたのに 彼らはきっと飼い主の迎えを待っているのだと思うのである 生き物を飼うという事は 家族になるのと同じようなものだから 最後まで面倒をみる責任があるのだ!  飼う自信が無い人は最初から飼わないか せめて他の人に譲ってほしいのである・・・ さてさて  幸い?真謝犬はそこにはいなかったので イイ人に貰われたと信じたいのです・・・ もしも 戻ってきていたら 今度こそワシが連れて帰るのだ!