『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

釣り

実に1週間ぶりに 海に出る事にしたが 昼のニュースで 津波注意報が発令され ワシは真謝で潜るつもりだったが 素潜りを諦めたのである! 昨夜 居酒屋の大将から 注文が入ったので 仕事を請け負ったからには 海に入りたかったんだが チョビ(犬)に続いて ワシまで行方不明になっては シャレにならないので 釣りにしたのである! さて 釣り場はなかなか盛況で 魚が釣れた形跡が残り 平日だというのに仕事中でもサボって釣りをしている連中がいるのだ(本当) ワシ以外の人は全員がサヨリ釣りなのであるが ワシはそんな小物を狙っていないので 釣り方が違うのである! 今日は20cmオーバーののタマンやタマガシラも釣れたが こんなサイズはリリースなんであるが 釣れた魚を追いかけてきたガーラ(ロウニンアジ)の80cmクラスには驚いたのだ! どうせ釣るんなら そんな魚を釣ってみたいものだが 思うように釣れないのが釣りである! 釣りをしながら思ったんだが  ワシは 魚が餌を食べる時に起きる 竿のアタリが好きで 胸がキュ〜ンとなるくらい好きだ!と思ったのである・・・ 魚が釣れた時のやり取りのドキドキ感よりも アタリが出て竿がしなる瞬間に 心臓が止まりそうなくらい驚くのだ! だから 釣りをしながら心臓麻痺で死ぬかも知れないぞ・・・? また 椅子に座って釣りをしているので アタリが出た瞬間に 腰を上げて ギックリ腰になることも考えられるのだ! 釣りがこんなに危険だとは思わなかったな?