『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

昨日はあんなに晴れていたのに 昨夜から雨が降っている・・・ ワシは昨日の作業で ヘンな所が筋肉痛になっているが 必死で泳いでいたからかなぁ? さて 昨日 同船した 船主会のメンバーは 漁師でもないので チョット中途半端なんだが 海に潜る時の格好も 中途半端?なのである・・・ 私はウエットスーツの下には ラッシュ・ガードを着ているが 船主会の人達は ポロ・シャツなんである・・・ 私は海水パンツをはいているが  船主会の人達は ただのパンツ(下着)なんである・・・ 私はマリン・ブーツを履いているが 地下足袋なんである・・・ 私はグローブをつけているが 軍手なんである・・・ 私はフードも被っているが タオルを巻いているだけだ・・・ 泳ぎもバタ足と平泳ぎのミックスみたいな泳ぎ方であるが それでも ちゃんと?動いている・・・ 何もかも宮古流で ワシにはこれがまたシブイと思うんだが 海に上がってからの格好は ワシが一番ボロイ服を着ていて 見るからに貧乏そうに見えるのだ・・・ 海の道具もそれぞれ工夫されていて 発砲スチロールをくりぬいた物や ミニ・バス(風呂桶) タライ ウキ など様々である・・・ それを見比べると ワシのタコの収獲に使っている救命浮環の獲物入れは  やはり究極で 本物の漁師さんのもっと大きな籠のサイズの“S”なのであった ワシももっと収獲が良くなったら 大きな籠を持てるようになりたいなぁ・・・