『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り(サザエ獲り)

今日も宮古島は 雲が張り出していて 風が強く湿度も高いのだ! 沖縄の梅雨明けは スカッっと晴れわたった 青い空が素晴らしいのに   この空ではまだ 本当の夏は来ていない・・・ さて 先日は 接待でサザエを獲りに行ったが 自分が食べるサザエはまだ獲っていないので 今日は どうしてもサザエが食べたくなって 海に行ったのである! 欲しい物を海に獲りに行く・・・という まことに贅沢な習慣だが 先日の電灯潜りに時には 冷蔵庫が買い物でいっぱいだから 何も獲ってくるな!と言われたのである 確かに電灯潜りでは試験的に入るのが目的だったが 何も獲って帰るな・・・なんて 酷すぎると思ったのである んじゃ これからは店の売上も持って帰るなというのと同じ事か?  それなら嬉しいが・・・ とにかく 海に行けば何かしら獲物があるという事が習慣化してきて 有難味がなくなってしまったのではないだろうか? 内地で生活していたら 1年の間でイセエビを10匹食べた・・・とか サザエを20個食べた・・・とか タコは見飽きた・・・なんて無いと思うのだ 欲しい時に 欲しい物分だけ獲る・・・それ以上はいらない  それで良いんだよな