『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

宮古島は10月のように 風も無く 爽やかな 晴れた日なのである・・・ そうなれば ワシも当然 素潜ってきたワケで 一昨日の逃がしたタコを 獲りに行くつもりで 海に入ったのである しかぁ〜し! タコのヤ〜(家)は スッカラカン状態で 何ぁ〜んにも 入っていないのであった・・・ 他の穴にも タコのいる気配すら無くって 寂しい限りなのであった・・・ そうなると ワシも半分 意地になって探し始め 「タコを獲るまで 帰らん!」と 奥の方まで泳いでいったが それでも いっこうにタコはいなくて さすがに泳ぎ疲れてしまったのだ! そして 泳いでいるうちに だんだんと咽が渇いてきて 夏の頃よりも水分が欲しくなっているような気がするのであった・・・ (早く水筒を買わねば) さてさて タコがダメなら 島エビがあるさ!・・・ってなもんで 今夜からは 漁り(いざり)が始まるのである! これで昼夜のダブル・ヘッダーになるが 天気が安定している時には 行かなくちゃ・・・!