『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

宮古島は 1週間ぶりに太陽が出て 気温も20℃を超えたのだ! これでなきゃ〜・・・! 週間天気予報だと 暫くは晴れた日が続くようなので やっと春が来そうである ただ また海は荒れているので 素潜りは出来ないが 今日は漁りの用意はしてきたのだ・・・ さて 昼間 家でテレビを見ていると 犬達が大声で吠えるので 何事かと思って外をみると 庭の中にある菜園に小学校5年生くらいの子供が立っていた・・・ その子は何をするでもなく 立ったままなので ワシは外に出て「どうしたの?」と聞いても何も言わない・・・ よく見ると裸足のまま 野菜が植えられている場所にいるので 「靴はどうしたの?」と聞いたら 何も言わずに 今度は家の日除けの部分まで入り込んで 窓際から部屋の中を覗き込んだり その辺をウロウロしだしたのだ・・・ 「何処から来たの?」と聞いても 何も答えず ワシと目を合わせることも無かったのである その後 我が家の塀を乗り越えて隣の畑から出て 何かを叫びながら道路を行ったり来たりしていた・・・ ワシは今までに 知らない子が家の中を走り回っていたり 奥の寝室で寝ていた時に 知らない人が部屋のドアを開けた事があったが 彼らが“座敷わらし”や“ドロボウ”だったのか?は 分らないのだ・・・ 幻覚を見たわけでも 寝ぼけていたわけでもないのに 何だ?アレ・・・みたいな事があるのだ しかし 女性の変質者に出会ったり 目が覚めたら 裸のオンナが隣に寝ていたことは無いのである・・・?