『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

電灯潜り

昨夜の店は すご〜く暇だったので これは  潜りに行け!って事ですかい?と 亮君を見たら   最初からそう思っているから 暇になるんですよ・・・と 言われてしまい そのと〜り!と思いながらも 反省もしないで 早上がりしてしまったのだ 昨夜は満月で波も穏やかであり まさに絶好の電灯潜り日和だったのである・・・ 喜んで海に入ろうとすると あ゛〜〜っ! フィンを忘れてるぅ〜・・・ まさか 海に入るまで気がつかなかったとは まったく おめでたいヤツだ! 何か足らないと思ったんだよなぁ・・・ しかたがないから 急いで家に取りに帰って もぅ20分のロスですよ・・・ さて 月夜の海はとてもキレイで 宮古島の海は澄んでいるから 満月の明かりが海底まで届き ライトをつけなくても見えるほどだ 海面がゆらゆらと動く様や 銀色の魚の鱗に反射してキラキラしたり もの凄く幻想的な世界が見えるのだ! 満月の夜の電灯潜り・・・チョット怖いが 挑戦する価値はあると思う さてさて 師匠が言っていた通り 真謝にはもぅ 獲物は何もいなかったのだ! 毎晩潜っている人が根こそぎ獲ってしまったと思われる・・・ だから これからは違う場所に行かなければ獲れないと思うんだが 他の場所はなかなか大変で 面倒くさい部分が残るのだ ・・・ところで 昨夜はワシが帰った後に 忙しかったらしく 大変申し訳なかったのだ やはり 夏場は早上がりしないで 少し遅くまで仕事しなさい!って事か?