『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

内地では 晴れの日が多いようだが 宮古島では 曇りか雨ばかりで 太陽を見た日は 非常〜に少ないのである! 今年は時に 天気が悪いような気がするのだ さて  我が家のダースベーダーが家出して 3週間くらいになるが 冷蔵庫の中にあった食材が腐ってきて 勿体無いが処分しなくてはならないのだ・・・ 元々 食べる気がしなかった白菜やキャベツは仕方が無いとして 玉子とかが あるのを忘れていたのである 玉子のパック12個入りなんて 独りの生活では食べきれないってーの 途中で気が付けば ゆで卵や玉子焼きにしたであろうが それにしても そんなには食べないと思うのだ・・・ そして 大根も丸ごと1本あったんだが これは食べきったのだ!  自分でも感心するくらい シャキシャキ大根サラダを作って食べたのである 店では 常連のご夫婦に 独りの生活が続いている話をしたら マスターは不幸である!と言われたのだ・・・ 何でも1人で出来てしまうから 奥さんは安心して家を空けられるが 私のように何も出来ない男だと 女房は私の事が心配で家を空けられないから いつも傍にいてくれるんだ・・・と なるほど・・・おノロケなのか? 自慢なのか? 分らんが お客様のご主人は幸せ者で 女房がいてくれないと困る!と言いたいのだ 確かに いつも仲の良い老夫婦であるが もしも 先に奥さんが死んでしまったら どうするんですか?と意地悪に聞いたら そんな事を言うな!と怒られて もしも 死んだら ワシも死ぬ!と言っていた 素敵な奥さんに恵まれて幸せなんですね・・・と言いつつ でも 奥さんは先に死ねませんね・・・と 締めくくったのである