『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

あびせ蹴り

宮古島は曇りの予報だが 晴れておるのだ・・・ 最近は こんなん ばかりである! さて 本日も “ひなた(犬)”の通院に行こうと 外に出ると  “ひなた”は 小屋の中で 死んでいたのである・・・ 最近は 夜泣きみたいに 泣く事があって 今日も 数時間前までは 吠えるように鳴いていたのだ・・・ これは 手術を受ける前の 悲痛な叫びではなく 顔を見ていたら 泣きはしないのである しかし まさか死んでしまうとは思っていなかったので  こんな事なら 傍にいて 顔を見てあげていたら 良かったかなぁ・・・? とにかく 昨日までは 具合は悪くても ごく普通な生活になっていたから 突然 死んでしまったのには驚いてしまう・・・ でも 多分 苦しんで死んだのではなく 年齢と共に 息が絶えた・・・と 思いたいのである・・・ もぅ 病院に行った頃から いつ死んでも 不思議は無い状態だったので 覚悟はしていたんだが 現実を受け止める時が来てしまったのだ・・・ また 隣で寝ている“くるみ(犬)”は 何か分るのか? 一番喰い気があるのに 今日は 何も食べようとしないのだ・・・ そして リードを外して遊んでいても 何度か いつもと違うような気がする・・・ 日常が 日常じゃなくなり また違う 日常が始まるまでは どれくらい かかるんだろう・・・?