『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は とても気持ちが良い
天気となったのである・・・

内地で言うところの “新緑の時期”みたいな
草木が芽を出して 実に爽やかな感じがする
過ごしやすい日なのである・・・

そして 真謝では 今日もオジィが海に入っているし
もぅ これで 3日連続で入っていて そんなに獲れるのかなぁ・・・?

つまり これからは オジィがタコを獲り尽くすから
その後の小潮に入っても タコは獲れないゾ!というコトかな・・・

さて 大潮になったので ワシは潮位が低すぎて入れないから
本日は 10kgのタコが獲れた時に どうやって運ぶか?を考えていたのだ・・・

昨日なんか ボ~ズでも 途中で休憩するほど
急な上り坂の通称“中”で 10kgのタコは大変な思いをして運んだのである

それを 何とか 運びやすくするには・・・?
そうだ! 背負えば良いのだ!・・・ってんで

タコを入れる籠付き救命浮環に 紐を“たすき”に掛けて運べるように
紐を通せるパーツをつけたのだ・・・

んで この 首の中心辺りに来る 三又の金属カンを
これまた タイミング良く 昨日 漂流物の中から探してきたのであった・・・
それを 赤ちゃんを背負うように止めれば もぅ完璧じゃなかろうか?

でも 背負っている姿がさっ・・・まさに 亀仙人の甲羅のようで
これで 正真正銘の 亀仙人の姿になってしまったのである!

ついに 海の道具も 行き着く所まで 行ってしまったか?