『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は お見事に 晴れよったぁ~!

風も南風に変わり 今日はまだ少し寒いが
明日から どんどん 気温が上昇するようだ・・・

さて 犬の散歩で 真謝の様子を見に行くと
どうやら オジィは入っていないようなので
久しぶりに 潜るようにしたのである・・・

家に帰って 道具を積んで
真謝に着いて準備をしていると
最近 見かける人が 10分遅れでやってきたが
ワシが入るのを見て 帰ってしまったのだ・・・
 
つまり ワシが 普段から 毎回経験しているように
先に誰か入っていると 止めようと思う気持ちが分かるかぁ~い?・・・である

だから 海に入るのは 早いもの勝ちなんである!

さてさて 真謝に入るのは 実に一ヶ月振りで 
10日間 誰も入っていなかったから 
こりゃぁ~ きっと 大漁だと思っていたのだ・・・

しかぁ~し!
奥まで泳いで行っても タコがいた形跡すらないのである・・・何じゃこりゃぁ~!

残されたヤ~(家)は 数ヶ月前くらいにいたような穴ばかりで
新しく住み着いているようなヤ~(家)は 一つも見当たらないのだ・・・

何がいったい どうして こうなのか?
全然 意味が分からない・・・

明日は 時間を遅くして “中”に潜ってみるが
もしも “中”も同じように タコのヤ~(家)が無かったら
もぅ 大漁の時期は終わってしまったということである・・・


急にいなくなったタコを求めて彷徨い歩く 亀仙人の 明日はどっちだ?