『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 曇り空で
あんまし(方言?) 良い天気ではないのである・・・

海にも入れないし 釣りにも行けないし
しかたがないから 本日は トントンミ~の水槽の
入れ替えをする事にしたのだ・・・

トントンミ~の生活場所は 汽水域なので
そのビミョ~な 海水と真水の具合を
作り出すには難しいので 
ワシは トントンミ~を獲ってきた場所の水を汲みにいくのだ

そこで ついでに 一緒に住ませようと思っている
小魚やカニも獲ってくるんだが

新しく水槽に入れた途端に トントンミ~が小魚をパクッとくわえて
頭から飲み込む瞬間を見てしまった・・・

まぁ~ ハゼの仲間は 元々 貪欲であるから
朝 餌を食べたばかりなのに また 食べているワケだ・・・
だから 誰かさんのように メタボな体型になるんだぞ

しかし 小魚を食べてしまうシ~ンは残酷であるが
なかなか見られるものじゃない・・・

そして これこそが自然の中で行われる 本当の自然なんで
何か複雑な気持であるが
いつの間にか 獲ってきた小魚の数は半分になっていたのである

飼っている時は 可愛い表情をしているのに
食べる時は みんな そんなモンなんだろうなぁ・・・

これは 可愛いとか 残酷とか は
人間の勝手な思い込みである・・・