『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 曇りだが 風も吹いていないので
暖かく感じるのである・・・

さて 本日もいつものように 犬の散歩で真謝へ行くと
パンナ(犬)が何かを食べているのだ・・・

海岸には 色々な物が打ち上げられてくるので
何でもカンでも口にしてしまう子犬は注意が必要だが
遠目に見えたのは 白くて大きかったので
最初はイカの甲羅だと思ったのである(普段は歯の掃除用に?齧らせている)

しかし 良くみると歯型がついているので 何か変だな?と思って見たら
何と 石鹸だったのだ・・・

で~~~っ! オマ 何喰ってんだよ!
ワシみたいに オシッコが泡だらけになるぞ・・・(糖尿病の症状)

危ないから 直ぐに取上げて 山の奥に放り投げて
二度と食べないように 隠したのだ・・・
(しかし 何故 海岸に石鹸が流れ着いているんだろう?)

さて 家に帰ってからは 花の世話をしながら 
座り込んで 鉢の雑草を抜いていると

パンナが 鉢とワシの50cmくらいの間を
ビターとジャレながら飛び越して行ったのだ・・・

すると パンナの頭が ワシの額に当り
痛って~っ! と大声で叫んでしまったのである・・・

額には タンコブができそうなくらい腫れて
犬の頭の固さが分かったが・・・フザケンナよ!と

コイツは 先代の“ひなた”に 姿もそっくりだが
バカさ加減も 名を受け継ぐほど バカである!

お前は やっぱり “ひなた”の生まれ変わりだろぅ?

まだ 我が家に来て 一年も経っていないのに
既に数々のイタズラや 悪さをしておるのだ・・・

でも そんなところが 愛くるしいのであ~る