『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は またしても 気温が低くなり
最低気温も15℃前後と予想されているのだ・・・

先週 店では 暑くて エアコンを入れたのに
今日は ホットカクテルになりそうだ・・・

しかし さすがに この冷え込みも
これで最後にしてもらいたいのである・・・

さて ワシは宮古島に来てからも
ど~しても 譲れない物のひとつに
“たくあん”の「兵六漬け」があるのだ・・・

これは 高校時代に味わった悲しい歴史の中で
“たくあん”しか食べられない時期があって
それ以来 “たくあん”なしでは いられなくなってしまったのだが

“たくあん”なら何でも良い訳でもなく
「兵六漬け」じゃなければ ダメなのだ・・・

京都での修行時代でさえも この「兵六漬け」を送ってもらって食べていたほどで
漬物文化の京都から 総スカンをくらったくらいである

んで 宮古島に来てからも 同じように浜松から送ってもらっているのだが
それ以外に もぅ一つ・・・
佃煮の「ちりめんの甘辛煮」があるのだ・・・

でも これは なかなか販売されていなくて
1年前に 母親の葬儀の時 久しぶりに浜松のデパートで見つけて買ってきたくらいで
今では 見かけなくなってしまったのである

それと 似た商品は いくつもあるんだが
ちりめんの種類や 堅さ 味付け など ビミョ~に違うのだ・・・

それでも 宮古島の市場に 2ヵ月に一回ほど 浦添から販売に来る業者があって
そのちりめんなら 何とか許せるので 見つけた時には購入する事にしている

今日は 一年ぶりくらいに出会えて 店主とも 既に顔馴染みなので
これからの販売予定などを聞いて 毎回 買うようにしようと思っているのだ・・・

食べ物においては 譲れない部分は 譲れないのである!