『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

昨夜は 早い時間から 早仕舞いの張り紙を出して
漁り(いざり)へ行く気満々だったのである・・・

お客様は 閉店時間の30分前にもご来店したが
早仕舞いでも了解してくれて
着席&ラストオーダーになってしまったのだ・・・すんまそん

さて 前回 まったくエビがいなかったが
今回はいるだろう・・・と思っていたのに
やっぱり 何もいなかったのである・・・

つまり もぅ この場所には いないという事だ・・・
今期の漁り(いざり)も これで終~了

しかし 連日の大雨で ついに 川が海にそそぐようになり
川の栄養分が海に流れ出して エビやカニが活性化して
来年は 昔のように 大漁になるかもしれないぞ?

また ついでに 川で トントンミーの餌になる モエビも獲ってきて
水槽の中に入れたのだ・・・

すると 今日の朝には 何もいなくなっていた・・・
多分 全部 食べたんだろうな?

トントンミーには 毎日 亀の餌である 糸ミミズの固形をあげていたが
毎回同じ餌だと 偏るか?と思って 時々 自然の餌を与えているのだ・・・

でも “エビは餌”という考え方は 果たしてどうか?思うが
自然界でも 色々な動物の餌的な要素が大きいから
エビって 可哀想な存在だな・・・
例え 好かれたとしても 最後は食べられる役目か?

また 今度は 小ガニも獲ってきて
水槽の残飯掃除を兼ねてもらいたいと思うのだが
コイツも いつかは食べられてしまう運命であろう・・・?

自然界は 生きるか?喰われるか?である・・・