『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は また 天気予報が外れて
晴れているのだった・・・

海も穏やかだったので
大潮でタコ獲りには行けないが
これからの 接待・素潜り用のリーフ・アウトを
探索してきたのである・・・

泳いでいる最中には サザエがいると採って来るんだが
今日は 穴の奥の方にいるサザエを採ろうとして
腕を伸ばしていくと 何やら チクンっと 刺された感じがしたのだ・・・

周りには サンゴやウニもいないので
注意しないで採ろうとしたんだが 採った後に穴の周りを見たら
小さなウミトサカの仲間?がいたのである・・・

これは 刺胞植物で その触手に触れると
毒が刺さったりするので 危険なのだ・・・

そんな事は 百も承知しているが
当たってしまったから仕方が無い・・・

また 刺された場所が 自殺の時に切る動脈の辺りで
サンゴのように痒くなるのか?と思ったら

何と 指先がシビレてきた!

血液に毒が回った感じ・・・?

こりゃぁ~ チョット マズイかも?と思って
泳ぐのを止めて 岸に上がる事にしたんだが
その 毒が身体に回って 脳が犯される・・・とか
心臓が冬眠する・・・とか 違う症状が出てきたら・・・?

面倒くさいから・・・ま イイか?