『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 晴れまくりなのである・・・

そして 今は大潮で 昼間は潮が引いているから
海には行けないのである・・・

しかし いよいよ 今夜から早仕舞いの紙を出して
イセエビ漁に行く事にしたのだ・・・

実は 昨夜も忙しい日となったが
黙っていても 11時には帰る人が続出したので
まぁ~ 早仕舞いしてもイイかな?と思ったのである・・・

イセエビの注文も入っている事だし
とりあえず 卸し終わるまでは 積極的に獲りに行きます!

さて そろそろトントンミーの水を交換する為に
水を取りに川に行ったら 生まれたてのトントンミーがたくさんいたのだ

へ~っ・・・夏場に来るのは初めてだったから知らなかったが
数ヶ月前に 一斉に生まれたんだろうなぁ・・・

んで ついでに このチビ・トントンミーを獲って家に帰ったら
川に島サンダルを忘れてきたのだった・・・

うへ~・・・スッカリ忘れていたぜ!
まぁ~ まさか 380円のサンダルを
持って帰る人はいないと思うので急がなかったが

今まで なついていたトントンミーが かなり大きくなって
チビ・トントンミーとの共存は無理だと思ったので

大きなトントンミーを元の川に返しに行きながら
サンダルも引き取ってくる事にしたのだ・・・

大きなトントンミーは 手から餌を食べるほど懐いていたので
返すのも忍びなかったが 岸に置くと 逃げないで
ジッとワシの顔を見ていたのだ・・・

何か まるで お別れを言っているような感じがして
その後 ゆっくりと 他のトントンミーが沢山いる場所に行ってしまったが
魚に こんな感情が湧いたのは初めてである

・・・ちゅ~ワケで 昼間は野暮用を済ませたが
今夜は 電灯潜りの事が気になって 仕事も手につかないかもしれないな・・・

さぁ~ いよいよ イセエビ 始めました!