『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 曇り空で
気温も低くなってきたのである・・・

深夜は 最低気温を記録しそうで
明日は晴れの予報が出ていても寒いようだ・・・

さて いつものように仕入れに行って
2階からエレベーターで帰ろうとすると
途中でオバァに呼び止められた・・・

「アンタはこのエレベーターで帰るのか?」と言うので
「そうですよ」と言うと
「一緒に連れてけ~」と言うのだった・・・

これは ナンパ目的ではなく?
どうやら 荷物をカートで引いて 一人で乗るのは怖いから
誰かと乗りたいんだそうだ・・・

まさか 一緒に乗って 抱きつかれる心配もなさそうなので
オバァファーストで サービスしてあげたのである・・・

実は 宮古島では オバァに声を掛けられる事が多くて
決して若いオネ~チャンから 声を掛けられる事は無いのだ・・・

んで 以前は 港で車に乗っていると 知らないオバァが
「家まで乗せてけ~」と言われた事がある・・・

ワシも 暇だから イイですよ!と オバァを乗せて走ったが
送った場所は ワシの家の反対方向で 行ったことも無い集落だったのだ

また 他のオバァには 信号待ちで止まっていると
「町まで乗せてけ~」と言われて送って行ったり

「そこまで 乗せてけ~」と言われて
200m先で降ろしたり

まぁ~ オバァは タクシー代わりに我々を使うようだ・・・

世知辛い都会では あまりなくなった事かもしれないが
宮古島のオバァは無敵である・・・