『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

いやぁ〜まだまだ暑いぜィ! 陸にいたら甲羅が乾いてしまうから 亀仙人は今日も海に入るのであった・・・ ワシより先に海に入っていた いつもタコを捕っているオジィがいたので 「どうやってタコを見つけるかぁ〜」と聞いたら (注「かぁ〜・・・」は沖縄の方言的語尾) 「穴を刺してみないと分らんさぁ」と言われた 横槍を刺すのは得意だが モグラ叩きじゃないんだから どこの穴を刺してイイのかも分らない・・・ そして「説明できんさぁ〜」と言うから 自らが経験してみないと分らないと言う事である ワシが以前にタコを見つけた時の場所を覚えていて 何度もその穴を覗いているのだが いつもそこには何も入っていないので 調度たまたま そこの穴に逃げ込んだタコを捕ったのかも知れないなぁ 今日はいつもと違う場所に潜って探してみたんだが クモガイを10個以上見つけたが ほとんどが20cm以下なので見逃して 2個だけ持って来ました アバサーも大きいのが2匹いたんだが あくまでタコを探しているので これも見逃してやったのだ・・・ 今日は海岸についてから 浮きを縛る紐を忘れて車まで取りに戻って疲れ 荷物を岩の下に隠そうとしたら 岩で擦ってウェットスーツが破れ 泳いでいてサンゴに擦れて足が痒いし クモガイの殻を割っていたらヌルヌルが顔にかかり ついでに貝の欠片で指を切った・・・ 今 思い起こせば 踏んだり蹴ったりの日でありました・・・プンプンだ!