『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

宮古島は風が ビュ〜ビュ〜である! 海も荒れているのに それでも 潮干狩りに行くんだ? ワシぁ 行かね〜・・・ さて 昨夜も 漁り(いざり)へ 行ったんだが 満月がダメなのか? 晩飯のオカズくらいしかなかった その前に 雛鳥を捕りに 亮君のマンションに行ったんだが 実は ワシが急に鳥篭を出してきたのは この雛鳥を飼うつもりでいたのである・・・ 毎年 3月頃には イソヒヨドリの雛鳥がいるらしくて それなら 一度 飼ってみるか?となったのだ・・・ 同じように生まれた他の雛鳥は すでに巣立っているようで 残された雛を探しに行ったんだが 結局 見つからなかったのである しかし 巣を見つけたので 来年からは その巣から捕れるのだ・・・ すると 亮くんは仕事の後に その雛鳥を捕まえたらしく  本日 頂いてきたのだ でも 捕まえた本人は 心苦しくなって「可哀相・・・」とか言うので 「捕まえといて 何を言ってんだ?」と 非情にも攻めたててやった んで 我が家の鳥篭に移して様子を見たんだが ダースベーダーが与えたミミズを食べたのだ! そこで 困った事に 宮古島のペットショップでは この鳥の餌は売っていないので ワシが 親鳥の代わりに餌を取ってこなくてはいけないようだ・・・ もぅ 少ししたら 色々な生き物が生まれるのでその頃はイイが まだ イモムシやら 何やらの昆虫も少ないのである・・・ タコでも 喰ってくれたらいいんだが・・・