『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

昨夜 亮くんに 雛鳥の名前を決めてもらおうと 「姫(ヒメ)」「風(ふぅ)」 「シナモン」「ユズ」 「クッキー」「コロッケ」 ・・・などの候補を 用意していたんだが 亮くんは自分が好きな シングル・モルトの名前で ダルモア蒸留所の「ダルちゃん」 「モアちゃん」とか言うので さすがに 「ダルちゃん」だと ダルビッシュを連想するので 「モアちゃん」に決定したのである・・・ “モア”は 絶滅した怪鳥の名前でもあるし もっと餌をくれ!のモアもあるし 変な名前だが 意味があって面白いと思ったのだ・・・ さて 今日から潮が満ちてきて 絶好のタコ獲りの時間帯になるので 嬉しくて早起きしてしまったのである! いつものように 猫に餌をやり 犬に餌をやり グッピーに餌をやり モアちゃんにも餌を・・・ あ〜〜っ! え〜〜っ? 死んでるじゃないか? まさか・・・何でだよぅ・・・ 昨日まで あんなに元気で ワシにもなついて 餌を欲しがっていたのに? 今までに 動物も昆虫も 色々な生き物を飼ってきた経験があるが こんなに早く死んでしまうなんて始めてだ・・・ しかし 何か 原因があるから死んでしまったんだが 確かな死因が分からないのが 余計に悩ませてしまい ショックも大きいのである! 結局 海に行く気もおきなくて 庭でショボ〜ンっとしていたんだが 変な天気が 数時間に変るがわる起きるので 「今日は海に行かない方がいいよ・・・」と  モアちゃんが死んで教えてくれたのかもしれない・・・