『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

リーフ釣り

宮古島は 大潮・干潮なので 久しぶりのリーフ釣りである! 今年は風も無く かといって 暑くも無く 海は澄んでキレイで 凄く気分の良い 釣りだったのだ・・・ また いつもより 人出も多く感じるんだけど どうしてだ・・・? さて 毎度の事ながら ワシの釣り方は パカパカ釣れる “前打ち”という釣り方なのである 基本的には 完全フカセに タイコリールをつけただけの いたって シンプルな釣りなんであるが 餌が自然に漂うので 魚は無警戒で餌に飛びつくのだ! んで 竿は右手に持ったままで 竿尻は肘の部分に当てて 手を伸ばしたままの状態で釣るのである・・・ これが 2時間もやっていたら そうとう疲れるんだが ワシは右手や右肩に 怪我をしていたのを忘れてた・・・ 大物が掛かると とても右手一本では支えきれなくて しかも 右肘に竿の重みが伝わって  まだ完全に治っていない傷口を直撃するのだ! 何で こんな苦しい思いをしながら 釣らにゃ〜ならんのだ・・・? 最初は よかったが 最後はもぅ 痛くて竿を持っていられなくなり 左手に持ち替えたり 腰で支えたりしていたが 釣れる楽しみよりも 痛みを我慢するほうが大変になって 早々と切り上げてしまったのである 結局 魚はバカスカ釣れるのに 美味しい魚が釣れないから 何も持って帰らなかったのだ・・・ 何か ヘンに悔しいんだけど・・・