『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 強い南風が吹いて
天気も安定していないのだ・・・

これから 雨も降るようなので
また 店は暇になることでしょう・・・

さて 本日も庭仕事をしながら
用事があって家に入ると
「ちょっと アンタ 話がある・・・」と
地獄から響いてくるような 重苦しい恐怖の言葉が聞こえてきたのである・・・

こういう場合 100%の確立で
ワシが怒られる事を 30年以上になる結婚生活で学んだのだ・・・

まるで 叱られた犬が 節目がちに下を向きながら 話を聞くように
ワシも 何か言われたら 「わ~・・・ゴメンなさい!」と直ぐに言い返す事も
反省の日々の中で覚えたのである・・・

すると トイレのオショッコが便器からズレて汚れている・・・という事だったのだ

ワシは 子供の頃から 溝を跨いでオシッコをしたり
遠くへ飛ばしたほうが勝ちだったり 離れた牛乳瓶の中に狙いを定めてしたりして
子供の頃の男の立小便は 遊びであり 男らしさだったような気もするのだ・・・?

ところが 大人になり 店のトイレ掃除をしたりしていると
酔っ払いが 便器の枠を外すのが許せなかったり
おチンチンを振って雫を飛ばすのを何とかならないか?と考えるようになり
とりあえず ワシも雫はティシュで拭くようにしてきたのである・・・

しかし 今回 ついに 歳には勝てないワシのオシッコも元気が無くなり
シッカリ出し切る事もできなくなってしまったのか? この有り様なのだ・・・

便座に座ってオシッコをするような奴は オンナみたいな奴だ!と思っていたのに
いよいよ ワシも そんな オンナみたいな奴に成り下がるのか・・・?

でもなぁ・・・ 清潔感を求めるなら その方が失敗が無い事は分かっておる!
修行時代のチーフなんか ズボンまで脱いでトイレに行っていたもんなぁ・・・

こうして これからも 反省と 謝罪の 日々が続くのであ~る・・・