『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は曇り空になり
風も北向きに変わったのである・・・

すると 少し涼しげな風が吹いていると思ったら
暑いのは まだ 暑いのだった・・・

さて 連日のように 多良間島の話を書いているが
昨夜も また 
「そんな事なら 今日 多良間に行ってみる」と言った
お客様がいらしたのである・・・

どうして こぅ ワシが話すと行きたくなるんだろう?
こんな事なら ワシは 多良間島観光大使になれそうだ・・・

あまり話すと みんな多良間島に行ってしまうから
ナイショにしておいた方が良いのかなぁ?

・・・まぁ そんなんで 本日は市役所に
離島住民割引運賃カードの更新に行ってきたのだ

これは 急な用事の時に 飛行機運賃が割引される
離島住民の為の制度なのである

んで 新しくなったカードを見たら
何と 多良間島への便は 除外されているではないか!

ええ~~っ!
これじゃぁ 意味が無いじゃないか~!
こんなんじゃ 宮古島の人は多良間島に行かないぞ~・・・

役所が混んでいて 待ち時間が長くて ウンザリしていたのに
それが まったく無意味な結果となってしまったのであ~る・・・

 

宮古島は 気温28℃になり
夏のような暑さとなったのである・・・

また 南風が強風で
沖の方は白波が立っているのだ・・・

まぁ 今は大潮なので 素潜りには行かないから
晴れていても海には入らないのである・・・

さて 最近は店の中で お客様に
多良間島の話をする機会が増えたのだが

昨夜も 2組のお客様が
それなら 今週末に 多良間島に行ってくる・・・とか

来月に来た時に 多良間島に行くようにする・・・とか

ワシの話で そんなに興味を持って
行きたくなるものなのか~?・・・と 思うのである

それも 私がまだ行っていないのに
ワシよりも先に行くって~のは
ズルイぞ~!

ワシ自信が早く行きたくて ウズウズしているのに
んじゃ チョット行ってくる・・・みたいに行動できるのが羨ましい・・・

ワシも いつもの海に出かける感覚で
多良間島に行けるようになりたいと思っているが
それにしても 準備がいるのだ・・・

また 飛行機での日帰り料金と
船に乗って一泊してくる料金が同じくらいなので

これは やっぱり 後々は
船に乗って一泊パターンが理想的だと思うのだ・・・

そうなると 夜の漁もできるので
イセエビの収穫なども望まれるしな・・・

あ~ ワシも早く行きたい!

宮古島は 曇っているが
暑いのは暑いんである・・・

今は大潮なので 素潜りのタコ獲りには行けないが
漁り(いざり)のタコ獲りは行けると思うのだ・・・

実は昨夜 常連さんといらしたお客様が
釣りの餌にするタコが欲しいという話をされて

これが まさに 漁り(いざり)で獲れる
宮古島の方言名でシガヤ~(学名シマダコ)※島ダコではない!が
欲しいそうなのである・・・

ワシは 昼間獲っている 通称 島ダコ(学名ワモンダコ)は
取引先のお店によって 卸すサイズが違っていて

その日に 獲れたタコのサイズによって 
全部 行き先が決まっているのだ・・・

そこに 新たに シガヤーのタコも加われば
ワシは まさに タコ獲りマスターになってしまうのである・・・

ちなみに このシガヤーの方が 柔らかくて美味しいので
獲った時にはワシが食べるほどである・・・

さて 多良間島に移動するために
タコ獲りの道具をどのようにして飛行機(または船)に乗せるか?
考えているんだが

何だか 新しく始める事に対して
色々と考えているのが楽しくってさぁ~

宮古島に移住する前の頃みたいで
ワクワクしてくるよっ!

昨夜 一昨日から来ていた遠距離常連さんが
ワシの多良間島の話を聞いて
昨日 船に乗って多良間島に行ってきたんだそうだ・・・

話をして 翌日に 行ってしまう行動力も凄いが
海が好きで行ったワケでもない・・・

そして 多良間島の滞在時間は たった3時間しかなかったのに
それでも 相当 楽しかったそうである・・・

まず 港に着いたら誰もいなくて
レンタカーの業者も 来ていないらしい(乗客は5名だけ)

しかたがないから とりあえず町まで歩いていくと
大型トラックの運転手が車に乗せてくれたそうだ・・・

その後 商店に下ろされて 買い物をしたら
そこのオバぁが 自転車を貸してくれたので
それに乗って街中に出た・・・

スーパーに寄ると 珍しそうに
みんなが 何しにきたの?感覚で
その人を見ていたらしい・・・

そして 海岸にも寄って(海にも入らず)自転車を返して
また港まで歩いていたら 通りすがりの女性の軽トラの人が
港まで送ってくれたんだそうだ・・・

これぞ まさに 宮古島の昔である!

ワシも 知らない人に「乗せてけ~」と言われて
色々な場所で3人くらい乗せたことがあったけなぁ・・・

さて 今日は 久しぶりに釣りに行ってきたんだが
まったく アタリもなく こんなボ~ズは始めてだ・・・

そして 餌には 全部 藻が絡んできていたのだ・・・

つまり 海底は藻だらけで 
釣りには良くない状況になっているのではなかろうか?

まるで 内地の海岸のように 藻が打ち上げられるようになったら
ますます 海は悪くなってくるのだ・・・

やっぱ 多良間かな?

 

宮古島は 曇っているが
気温は暖かいので海に入ろうか?と
準備をしていたのだ・・・

いつものように
トレイを入れて 素潜りの道具を入れて
ヤスを入れて・・・と やっていたら

何だか 南風がどんどん強くなってきて
このまま海に出たら 遭難するのでは?と思って
急遽 取りやめにしたのである・・・
こんな事は始めてだ!

んで 仕方が無いから
来る「多良間島エンジョイ計画」に使う
獲物入れの救命浮き環を作っていたのである

ワシは この獲物入れを 昼間のタコ用 夜のイセエビ用と 
大きさの違うものを使い分けているのだ・・・

そこに さらに 多良間島用を作ったワケだが
この道具は 漂流物で流れ着いたものばかりで作られている

浮き輪は勿論だが 獲物入れの胴丸カゴも海岸で拾ったもので
その他のロープやウキなど
全然 お金が掛かっていないのである・・・

元々 何かと拾ってきては 納屋に保管していたのだが
まさか この道具が役に立つようになるとは思わなかった・・・

今の予定では この道具は多良間島に保管するようにして
その後は 他の道具も置けるようにしたいのだが

最初に考えていた 車を持っていって保管するより
レンタカーを借りた方が安いのが分かり
その レンタカー屋に保管してもらえないか?交渉しようと考えているのだ

とにかく 何回も多良間島に通って
知り合いを作ってからの話だ・・・

宮古島が リゾート化されて ガッカリするのは
遠距離常連さんも同じだと思うので
今後は ワシと一緒に多良間島に向かう
『接待・多良間島エンジョイ素潜り』もアリだろうなぁ・・・

 

宮古島は 曇りの予報だったが
何とか晴れているのである・・・

今日も海に入ろうかと思ったが
昨日 タコが大漁だったので
取引先に しばらくいらない!と言われてしまい
連日の納品は諦めたのである・・・

さて 昨日 宮古島にはプレミアムクルーズ船が着き
今回は2300人の乗客が街にあふれていた・・・

また トゥリバー地区ホテル用地を 三菱地所が取得する方針が決まり
ますます リゾートホテルが乱立しそうである

数年後には観光客数が100万人を超えるのを見込んでいるので
宮古島は人だらけになるだろう・・・

ワシは 宮古島の田舎っぽさと 海のキレイさが気に入って移住してきたのに
今後の状況は ワシの思いとは変わってきてしまうので
逃げ場を求めて多良間島を考えているんだが

多良間島は まだ ワシが求めている
昔の宮古島みたいなところで 海も宮古島よりもキレイなのだ・・・

そこで 10年後を見越しての計画で

・無休だったTHINKを 夏場だけ 多良間に遊びに行くために休日をつくる
 (店の入り口には 「明日イイ天気そうなので? 
    多良間島に行く為に休業いたします」と貼り付ける)
・とりあえず 宮古島から自動車を運んで そこに荷物を置くようにする
・漁をして 宮古島の店に卸す(多良間の魚介類の方が味が良いそうだ)
・出張多良間島THINKを営業する
・ゆくゆくは 店舗付きの一軒家を買う・・・などなど
今 思いついている事を書いているが

多良間島に住む店の常連さんにお願いして
少しずつ 様子を見てみたいと考えている

とりあえず まだ しばらく日帰りで行き帰りする予定だが
一泊したいなぁ・・・

 

宮古島は 晴れ間も出るが
やっぱり ちょっと 肌寒いのである・・・

また 昼時は曇っていて
よけいに寒く感じたのである・・・

それは 久しぶりに素潜ってきたのに
海に入っていて 寒く感じたからだ・・・

さて 久しぶりの素潜りで 他には誰も入っていなかったし
大漁を期待していたのである・・・

すると ワシの管理しているヤ~(家)
通称“トラの穴”に 大きなタコが入っていたのだ

ここは 深か場なので 潜るのが大変なんだが
今日の潮は 調度良い潮位だったので
獲りやすかったのである・・・

その後も ワシが持っているヤ~(家)に
ことごとく入居タコがいて
歓迎会を開きたいくらいの収穫だったのだ

とりあえず 6匹で 9.2kgという
最近 暇になった店の売上以上の収穫ではなかろうか?

・・・ちゅ~ワケで
今夜は 少しくらい暇でも 気にしないのであ~る

<strong>現在のタコ収獲率 3.09 34/11 (タコの数)/(潜った数)  総収穫量 41.9kg</strong>