『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

宮古島は 晴れ間が出たので
今日こそは きっと海に入れるだろうと思って
犬の散歩がてら 真謝の様子を見てきたのである

波は少し高かったが まぁ これくらいならイイだろうと考えて
犬達を呼ぼうと手を叩いたら

全然違う方向から ワンワンと吠えながら
知らない犬が来るではないか・・・

一匹は 母親らしく その後から 黒い子犬・・・
また 後から 白い子犬も出てきて
何だぁ お前たちは~?・・・と なったのだ・・・

そいつ等は 初めて会うのに 人懐っこくて
子犬もワシに擦り寄ってくるし もぅ~ダメである

また 白い子犬は 去年死んでしまった“ひなた”に似ていて
思わず「お前 帰って来たのかぁ~」と叫んでしまったくらいだ・・・

だから 白い犬は連れて帰るつもりだったが
実は 我が家のダースベーダー
自分の分身のような 黒い犬が欲しい!と前から話していたのだった・・・

さぁ~困った・・・
ワシの判断では無理なので とりあえず ベーダー卿も呼びに家に帰って
また 海岸に引き返してきたのだった・・・

しかし やはり どうしたら良いものか? 判断ができなくて
ワシは白い犬 ベーダー卿は黒い犬 白か黒か ハッキリ決めろぃ!となった時に
結局 二匹とも連れて帰る事になってしまったのである・・・ひえ~っ

でも 母親を置いて帰るのも忍びなくて 母親も連れて帰るくらいの気持ちだったんだが
“チョビ”とケンカをしてしまったので しかたなく 母親は置いてきたのだ・・・

今後 真謝犬2号となるやもしれないほど 人懐っこいので
ワシも散歩の度に餌を与えるつもりだし 子犬も大きくなったら ここで会えると思うのである・・・

んで 家に帰って 早速 ノミとダニだらけの身体を洗って
病院に行ってワクチン注射をして しばらくは 犬の費用もかかるので 
ますます タコを獲りに行かないといけなくなるのであ~る・・・

名前は まだ未定・・・