『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

大浦漁港

昨夜で前半最後のいざり漁になるので 気合を入れて閉店の時間を待っていると 10分前に来客があり その後も1組入ってしまったので 泣く泣く 行くのを諦めたのでした 笑顔で接客する顔の裏には 煮えたぎる闘志が息づいていたが 顔で笑って 心で泣いて あぁ・・・これが水商売! 何があろうと顔には出さず いつも元気に接します・・・うぅ さて 本日は天気予報が1日ズレて 曇りの日になってしまった! それなら いよいよいざり漁の成果である 生きたエビを使って 釣りをしようではないか!と 何も姿が見えない水槽の砂を掘り起こすと エビがウジャウジャ出てきました! うひゃひゃ・・・活きがイイぜ! と喜んでいたら 我が家の細木数子は エビに餌をあげていたらしく すでに情が移っていて エビが可愛そうな顔をしやぁがったが 散々 他のエビは喰っていたくせに 何で水槽のエビだけ特別扱いするんだ?と言いたい・・・ エサに餌をあげてどうする? しかし ワシは容赦なく餌の箱に入れて 「エビは餌」という 小学生の分数より 分りやすい答えで持って行ったのだ! さてさて 久しぶりの大浦漁港は 海面が穏やかで 何のアタリも無い! スロープにはボラが群れてバシャッバシャ跳ねていたが 釣れる気配は全然なかった・・・ 投げるポイントを変えて しばらくして掛かったのが 写真のガーラである! エビを遊動式にしておいたら釣れたのだ・・・ 30cm弱で小ぶりだが 塩焼きには調度良いサイズなので持って帰る事にした これでエビがガーラに変わったワケだ!