『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

昨夜の事である・・・ 遠距離常連さんが 長〜い筒を持って 店に入って来たのだ・・・ この方は 内地で鉄鋼場を経営していて 先月も店にいらした時に タコのヤスを作ってくれる 話をしていたのである・・・ 半分冗談だと思いながら ワシのヤスも見てもらい  ま こんな感じです・・・と 説明をしておいたのだ・・・ すると まさか その一ヵ月後に 作ったヤスを持って現れるとは思わなかったのである いやぁ〜 持つべきものは 色々な職業をしている 多くの常連さん! 宮古島の 何処の業者よりも 確かで 仕事も早い・・・? んで 本当に作ってきてくれたんで 早速 そのヤスを使ってみたくて 久しぶりの 通称“中”に入ったのだ・・・ しかし もぅ 潮が引きすぎていて ワシの入る時間では タコを探すのも大変だ! でも 一匹くらいは獲れるでしょ・・・と 思っていたのに 何〜んにも いないんである! 何でまた 今日に限って 何もいないとは・・・ 今夜も店にご来店する そのお客様に ヤスの具合を伝えたかったのに これじゃぁ 何にも ならんじゃないか〜! しかも 収穫率も下がるし・・・