『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

後ろ回し蹴り

宮古島は晴れの イイ天気と なったのである・・・ しかし 海は大荒れで 入るのは無理なのだ・・・ さて 昨日から “ひなた(犬)”が 膀胱の検査をして 連絡を待っていたら 結石は見つからないと 言われたんである・・・ でも 何かが詰まっているから オシッコが出ない訳で このままだと 危険な状態になるのは間違えないということで お腹を切って調べてもらうことにしたのだ・・・ 老犬なので あまり負担はかけたくないのだが 少しでも長生きできれば・・・と思っての決断である・・・ そして 手術の結果が気になって話を聞いたら 何でも 膀胱の中はただれている・・・と しかし 腫瘍や結石は見つからなくて 原因が分らないらしく 尿道は手を付けられないから そのままにしておくんだそうだ・・・  いやぁ〜・・・正直言って なかなか 納得がいかない! つまり 何もできないという事で 腹は切られているワケだ・・・ これが もしも 内地の病院なら 何とかなったのかなぁ? 人間でもペットでも 宮古島での手術は難しいのかなぁ? 病院に連れて行ったほうが良かったのか? そのままにしておいた方が良かったのか? 今となっては考えてしまうのだ・・・ んで 今日は出勤の前に病院に寄って “ひなた”の顔を見てきたんだが いつものように顔を撫ぜてあげると そこから離れようとしなくて 泣けてきてしまうのである・・・ そして 何もできないんだったら  明日 家に帰ろうね・・・と言い聞かせてきたのだった