『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

電灯潜り

本日も天気が悪く 昨夜は店も暇だったので 今年初の 電灯潜りに行ってきたのだ! 今年は寒い時期から 海に入るといっていたのに 結局 去年より 2週間早かっただけである しかし 昨夜の潜りは 確かめて見たい事が いくつかあったので 試験的に入ったのである・・・ まずは 新しく買ったライトの具合だったんだが 不良品でリコールがあった品だがあまりにも良い商品なので 諦めきれずに 海で試したかったのである・・・ そしたら 明るさは500ルーメンという 単2・4個だけでも驚異的な明るさで 素ん晴らしく軽いので浮くのだ・・・んで 故障の無さそうだったので安心した! さて 夜といえばイセエビであり 今回も6匹くらい見つけて 大きいので2kgくらいあったが・・・まだ禁漁期間なので 見つけただけ! そのイセエビで試したい事があったのである それは エビがこちらを向いている時に そ〜っと ステンレスでできたヤスを エビの目の前に持っていき(急所) 触覚に触れても動かさなければ大丈夫なので そのまま頭をペシペシ叩いてみたのだ! つまり イセエビもタコのように目の前までヤスを持っていっても大丈夫で 慌てずに獲ればイイ事が分かったのである・・・ まだ どうしてもエビを見つけると嬉しくて慌ててしまうんだが 今のタコ獲りのように 平常心で確実に獲れるようになれたらいいなぁ・・・ んで もぅ一つは水中銃を打ってみたかったんだが 美味しそうな魚が全然いなくて一回だけ打って刺してみた これからの電灯潜りは  ヤスで刺そうか?水中銃で仕留めるか?迷ってしまうのである・・・ さてさて そんな深夜の真謝の海に 一人で行くのは怖いものだが(3人も死んでるし) 真謝犬がワシの後をついてきて 海に入ってから上がってくるまで 海岸で待ってくれていて まるで 心配して帰りを待っていてくれる彼女のようで 何かとても嬉しかったのだ! 今度からはお前の為に獲物を獲ってくるからな・・・