『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

船 サザエ獲り

天気予報では「曇りのち雨」と なっていたので 今日は床屋へ行って野暮用と思ったが 昼頃から晴れてきて おおっ!こうしちゃぁいられね〜や!と 江戸っ子のように家を出た・・・ 水槽の小魚獲りの用意をしたが 真謝に着くと師匠がいて 船でリーフに行くというので 急遽 サザエ獲りの格好に着替えて 準備はOKである! ワシの車は何の遊びにも対応できるように あらゆる道具が積まれているから安心だ さて 今年も最後になる昼間の大潮・干潮で 船で出かけるのもこれで最後になる 最近は素潜りでもサザエを獲っているから リーフに出なくても それなりの成果を上げている だから 余裕で探しているのだ・・・ 今日獲れたサザエは大きいものは獲りつくされてしまったのか 全部小ぶりで また来年の春頃にはコイツ等が大きくなってくるんだろうな?という感じである そんなふうに思いながら歩いていると おおっ! ほ・ほら貝ではないか! まさかよ?・・・と ひっくり返すとチャンと生きている! 40cmの食べ頃サイズだ! うひょ〜 初物!である・・・ 以前は貰い物を食したが 自分の手で獲ったから嬉しさ100倍! ほら貝はオニヒトデを食べるから あまり獲ってはいけませんので ついでにオニヒトデも退治してきました ほら貝の役目も少し協力して 勝手に自分で納得して帰ってきました でも オニヒトデだって生き物なんだから 人間の都合で悪者扱いにしているようにも思えるのであった・・・ 人間もほら貝もサンゴもオニヒトデも 基本的には同じ地球上の生物である 生きている意味があるはずだ・・・