『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

我が家の大佐の 昨日からの命令で 「買い物に連れて行け!」と 言われていたので 本日が快晴で 最低気温も20℃を切らない 穏やかな日になったにも関わらず ワシは海に行けないのであった 天気のイイ日が “買い物日和”だとは思えない 海に行ってビキニを見るとか (今の時期はいないが・・・) たとえ釣れなくても竿を出すとか 海に向かって大声を出すとか お尻を出すとか 晴れた日は 何かしらアルと思うのだ・・・ これで明日から天気が悪くなったりしたら 損した気分になるんだぞ! どうなのよ?明日の天気は・・・? さて ワシの“いざり漁”はお客様の間でも有名になり エビやタコを分けてくれ!という話が出てきた そういえば 居酒屋でも  「島エビの唐揚げ」とか「イイダコの刺身」とかって無いよな? 何処に行っても「グルクンの唐揚げ」とか「ゴーヤチャンプル」とか 同じような食べ物ばかりである・・・ ワシがその辺で獲ってくるような食べ物は 商品価値が無いのではなく ワザワザそれを獲ってくるような人がいなくて 市場に出ないだけの話である つまりは ワシの獲ってくる獲物の方が珍しいのかもしれない・・・ しかし ワシも自分が食べる分しか獲らないし 仕事にしようとは思わないので  沢山獲れたら分けるくらいの気持ちで獲らないと そんな必死になって獲りに行きたくないのである でも そんな事をしてもバイトの変わりになるのはイイなぁ・・・