『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

晴れたのは昨日だけ? また 曇り空が続く 宮古島なのであります もぅ 好きにしてくれ! ってな感じですな・・・ ワシの遊び仲間も 何もしてないさぁ〜 つまんないさぁ〜 と 枯れ果てた老人のように ため息ばかりついているが ワシの師匠だけは違って  昨夜も潜りに行ってきたらしい・・・ この寒いのに潜りに行くなんて バっカじゃなかろうか?と思うくらい呆れる話であるが コブシメやタコを獲って来たさぁ〜ね!と淡々と話をしているのだ だって おま・・・師匠は漁師じゃないのだぞ! 仕事は別に持っていて しかも高収入者なのに それでも漁に出ているのだぞ! つまり 漁は遊びなんだが それが漁師でもやらないくらいの事を 楽しんでいるんだから さすがは師匠である! かないまへん・・・ 誰だってコノ時期に寒いと思うのに 楽しいからって 漁に行くかぁ〜? ワシもたいがい遊んでいる方だと思うが やっぱり かないまへん! ワシも寒くなければ喜んで着いて行くと思うが 師匠とは まず ガタイが違う! 肉付きも 骨の太さも 心臓のデカさも 比べ物にはならないと思うのだ・・・ 師匠が宮古島のポスターに載ったら  何処かの祭りのポスターみたいに “ワイセツ”になってしまうかもな?