『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

晴れてはいるが 天気図に熱帯低気圧が できているので 海は荒れてきたのだ! でも 今のうちに 入っておかないと 数日間は入れなくなるから 思い切って 素潜ってきたのである! 波がダバダバと 打ち寄せているので 入るのを躊躇ったんだが やっぱり 入る事にしたのだ・・・ すると 本日もいきなり 入水5分でタコを発見! 難なく一匹目を獲ってしまったのである ワシはタコのヤ〜(家)を持っていないが タコにはシマ(ワシが名付けた!)があるんじゃないか?と思えるのだ・・・ 実はこのシマでは4回ほどタコを獲った記憶があるのだ! シマは珊瑚が大きく隆起した 海の中の岩場みたいな部分なんだが ヤ〜(家)の場所は違えども そのシマの何処かに存在するのだ・・・ つまり タコはその地域(シマ)が好きで 自分の好きなヤ〜をその周辺で造っているんじゃないか?と思うのだ・・・ 本日も1時間で3タコという 絶好調のタコ獲りだったが 他の二匹のタコもシマ(地域)が決まっていて 今までに何回も獲った経験がある場所なのである・・・ 「タコ・ベルト地帯」の発見から 「タコのシマ」に絞られてきた今日この頃 タコのサイズは日に日に大きくなり 全てがキロ・オーバーなので 卸し金額も高くなるのだ・・・ つまり 昨日新しく買ったヤスもハリスも 今日の収獲でオツリがくるほどだ!  海の遊び道具は 海で稼ぐ! これぞ まさに究極である・・・