『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

ボケ予備軍

宮古島の冬は ハッキリしない天気が 続くのである・・・ だから 晴れていれば 儲けものなのだ! さて  本日も海に行けないので 犬の散歩に行ってから 出勤前の準備をして 鏡の前に立つと 何と・・・ 洋服が前後ろ逆だった! うへ〜っ・・・恥ずかしい・・・ ワシが気が付かないのは無理がないと思うが 前の席に座って一緒に食事をしている 我が家のダースベーダーは 全然気がつなかなったんだろうか? やっぱりコイツは 食べ物にしか目が行っていないから 目の前に座っているワシなんか見ていないくて ワシの顔が小栗旬になっていても 気が付かないと思うのだ・・・ 歳と共に 物忘れや気が付かない事は 年々多くなってきていて ズボンのチャックの閉め忘れや ウンコの流し忘れや かけているメガネを探していたり  自分はまだ独身だと思いオネ〜チャンをナンパしようとする・・・? エッチはボケを防止すると 昨日のテレビで言っていたが ワシも一生 エッチでいたいと思っているのだ・・・ さて 店に来る途中 ガード・ミラーの前にある枝にモズが止まっていて 何を勘違いしているのか 鏡の方に向かって飛ぼうとしているが 鏡にぶつかって進めないでいるのだ・・・ コイツもボケているのかもしれないが 何だかその仕草が面白くて  車が来ない交差点なので 車の中から ゆっくり眺めていたのだ 鳥も後ろを振り返れば 同じ風景なのに 前ばかり見ているから 鏡に突っ込んでは進めないでいるのである モズよ・・・お前もか?