『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

タコ考

宮古島の気温は 昨日が27℃で 今日は18℃に下がったのだ! 気温差9度は 調子が狂うワイ・・・ さて タコの事が気になって タコに関する色々な事を 探っているんだが 最大級の大きさになるミズダコを 写真や映像で見ると その殆どが昼間に撮られているのだ・・・ そして 撮影は至近距離が短く 近くまで行っても逃げもしないのである 釣りなどでも20kgとかが 平気で釣れたりするんだが ミズダコは岩場に張り付いたりしていないのだろうか? 私が素潜りでタコを獲っている時は それはもぅ 格闘と言っても過言でもないくらいで とても苦労して引き上げるのだ・・・ 沖縄の漁師が命を落とすのはタコ獲りが一番多いと言われるほど 本当に大変なのに どうしてミズダコは簡単に獲れるんだろうか? 去年獲った3.1kgのタコでさえ 直径1cmくらいあったヤスを曲げて 持ち手の棒を折ってしまうほどの力なのに 何十キロもあるタコに襲われたら 人間なんか敵うはずが無いのだ だから TVの黄金伝説なんかで巨大ダコを獲るなんてシーンは 私には考えられないのである・・・ これを見た人が タコ獲りは簡単だと思って同じ事をする人がいたら 危険じゃなかろうか?(撮影では捕まえた時にタコが絡んでこないもんね?) 最近はこのテレビの影響で ヤスを持って海に入る人が増えたそうなんだが 危険が多い事なので 用心には越した事が無いのである・・・ まぁ あまり人の事は言える身分ではないけどサ・・・