『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

前線の影響で天気が悪く しかも 寒いのである! 太陽さえ出たら暑くなるんだが 曇っているので寒いのだ・・・ もぅ 海に入るのも寒くて フルスーツじゃないと 震え上がるんだろうなぁ? さて 野暮用で 何もしなかったので 昨日の続きである・・・ ワシは以前にも書いたが 今までの人生の中で一番不味いカレーは 御嶽山スキー場のタマネギ・カレーで 具がタマネギだけしか入ってなく タマネギの水分で味が薄くなり さらに不味さを引き立たせていたカレーだったんだが 宮古島に来て 人生で2番目に不味いカレーを発見し それ以外にも 宮古島ではあまり美味しいカレーに遭遇した事もなく どちらかといえば 確率的に不味いカレーの方が多いのである! カレーなんて 今や不味く作る方が難しい!と思うんだが 家庭でもインスタントカレーのルーが ハウスやSB食品から売られているので それを使えば 美味しいカレーに出来上がると思うのだ だから この時代は 誰でもソコソコ美味しいカレーを作れるはずなのに どうしたら こんなカレーになり よくも これで料金を取ると思ったものである しかし この話を色々な人に話して 反応を聞いていたら どうやら宮古島では カレーを薄く作る習慣がある事が分かったのである・・・ 鍋にカレー粉一箱分入れたら美味しく出来上がるところを 2欠片しか入れなかったりするので スープカレーよりも薄いカレー?になってしまうそうだ・・・ また 観光客が他の店で食べたカレーも 薄いと言われた店が多く ソースをかけても味がしなかったという証言もあるのだ・・・  「昔ながらの黄色いカレー」と うたい文句は 懐かしさを感じ ついつい注文したら  何じゃこりゃ〜? カレーの味もしないじゃないか!となるのだ・・・ その他にも マンゴーを入れたカレー(無理矢理マンゴーを使わなくても良いのに)や 魚がダシに使われていて 銀色に光る肉片が入っていた(サンマだったりして?)とか とにかく 考えられない様なカレーが存在するのである・・・ 普通に作れば それだけでも美味しいのに 食材の認識不足で ヘタな手を加えて カレーの不味くしてどうする?