『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

昨夜も 漁り(いざり)へ行こうと スタンバっていたのに
夜になると雨が降って 北風が吹いて
強風になって 海は大荒れだったのである・・・

バカァ~っ!
何で こぅ コロコロと天気が変わるんだぁ~?

これじゃぁ THINKの売上と同じじゃないか・・・
全然 予想がつかない・・・

でも とりあえず 海に行ってはみたんだが
やっぱり 無理! 何もできましぇ~ん・・・ ってんで 帰ったのだ

さて 昨夜の営業中に 地元の常連さんと
漁り(いざり)へ行く話しをしていたら

「島エビ」と言うのは 宮古島の人達が 何でも“島”をつけて呼ぶからで
正式名は“フトミゾエビ”だと思う・・・と

そして 方言は 「サィウー」と言うんだ・・・と話してくれたんだが
ワシは 何回聞いても どうしても発音できなくて 文字に書いてもらったのだ

でも この文字も チョット無理矢理 当てて書いた感じで
発音は“イ”と“ウ”の間・・・とか言うのだ・・・

・・・いやいや チョット待て!
イとウの間って言われても 発音できないし 意味分からん・・・

このまま カタカナで読んでも 違って聞こえるし
どこがどうして こんな呼び名になったんだ・・・?

そして 昔のエビの獲り方や たいまつを焚いて見た方が良く見える とか
色々な話を聞かせてもらったのである・・・

しかし どう考えても 昔の方が沢山 エビがいたという事だな・・・