『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

無題

起きる時に少し暖かいなぁ!と<br> 思ったら・・・晴れていた!<br> <br> 「アンタ 釣り行かないの?」<br> 「ア・ア・アンタぁ?」<br> <br> 1週間も家でゴロゴロしてると<br> ワシの存在がうるさいのか?<br> (とっとと出て行け!ってか?)<br> <br> そうか 世の殿方はこうして<br> 虐げられて生きているに違いない<br> <br> 水温が上がっていないから釣れるはずがない!と思ったが<br> 何もしないで家にいる亭主は 犬以下の待遇である・・・<br> <br> 用事があれば言いつけられるが それも今回は無いようだし<br> さっさと漁に出ろ!と言うのですかい?<br> あ〜解りました! <br> ワシも嫌々ながら? 喜んで☆釣りに出掛けました!<br> <br> 案の定 アタリもなく ただ海面を眺めていると<br> 暖かい日差しを受けて 光合成している草木のように<br> ワシの肌にもシワがよるのでした・・・<br> <br> 釣れなくてもイイではないか?と思うかもしれないが<br> ワシは釣れないと嫌なので <br> 腹いせに 誰もいない港でM・ジャクソンのスリラーを踊るのだった・・・<br>