『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

大浦漁港

まだハッキリしない天気だが とりあえず釣りに行く事にした! 家を出て 腕時計を忘れた事に気が付いて戻り 何か不吉な予感を感じつつ 40kmで道路を走っていたら 後ろからまくられたので 道を譲ったが 運転手は女だったので コノヤロウ!と思ったのだ・・・ ここで気分を害したら 悪魔の思うツボなので 平穏を保って大浦漁港に着いたが 船がいっぱいで 船と船の間に入って竿を出し 餌を投げた・・・ すると 奥で作業していた船が ワシの釣っている所へ入ってきて 見た事もない船主だったが 何か言ってから入ってこればいいのに 何だか嫌な感じである・・・ 急いでリールを巻いたら根がかりして針を損失 場所を移動して 餌を投げたら またすぐ根がかり・・・ 今度はハリが曲がってしまい元に戻そうとしたら ハリが折れて指に刺さってしまった・・・う〜っ! 全然 釣れずに椅子に座っていると 知り合いの漁師に 「退屈しないのか?」と聞かれた・・・・ (くそ〜っ・・・もう 放っといて下さい!) 今日は風が強く 前方で飛んでいる鳥が 前に進めなくて空中にホバリングしてるのかと思ったら 突然海を目掛けて飛び込んで 20cmくらいの魚を銜えて飛んでいってしまった・・・すげェ! 鳥にもバカにされて落ち込んでいると モズク漁から帰ってきた組合長さんが船を着けたので 羨ましそうに覗いていたら モズクを5kgくらい くれたのです! その場で食べたら すごく美味しい! モズクは 宮古島に来て驚きの食材「マンゴー」「豆腐」に続く ベスト3である! 今夜は丼一杯モズクを食べてみたいと思います・・・