『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

雨降り

あ〜 つまんない!つまんない! 雨の日は つまんない〜っ! 家に居れない男としては 雨の日はやる事がなくて拷問である マグロが泳いでいないと 死んでしまうのと同じように ワシだって心臓が動いていないと死んでしまう! ん?違うな・・・ まぁイイや! とにかく暇なんである 昨日 木の名前を探し出すのに ネットで調べてやっと見つけたが ワシは沖縄の動植物に興味があるから 沖縄・亜熱帯地方の生物・植物図鑑を探しに本屋さんへ行ってみたが 何ぁ〜んにもないのである・・・! あるのは本土中心の図鑑ばかりで ここに住んでいて知らない品種を見ても しょうがないと思うのだ! 島の人に魚や植物の名前を聞いても 「島エビ・島タコ」「魚は魚さぁ」と答えてしまうように 正式な名称を知らない人が多いのです! 知りたくても調べられないんじゃ 無理はないのである・・・ 今や図鑑を買うよりもネットで調べた方が解りやすいし専門的である でも「島エビ」は探しても見つかりませんでした・・・ んで ワシが大好きな「モンパノキ」であるが ネットで調べたら 木質が柔らかく加工しやすいことから 漁師が使う潜水用メガネのワクを作る材料として使われます 樹皮は海産物の食中毒の解毒剤として使われていたようです 葉はすりつぶしてハブクラゲなどに刺された部分に塗ると よく効くといわれています・・・と書いてあった! おおっ!まさに「漁師の木」じゃないか! 知らなかったがワシの守り神になってくれそうな木なので これからも大事に育てていこうと思ったのでした!