『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

一夜で天候が悪くなり これから少しづつ寒くなりそうだ そんなワケで  昼間までゆっくり寝ていようと思ったが テン(猫)が「ニャ〜 ニャ〜」 (まだぁ〜? まだ寝てンの〜?) スバル(犬)が「ウォォォン」 (もぅ 起きて〜・・・) 海(犬)が「ウォン!ウォン」 (飯! 飯!) チョビ(犬)が「・・・・・」  (コイツは吠えない) ひなた(犬)が「ウ〜!ヒ〜!オオオオオン!」 (早く起きろ バカヤロウ! 飯よこせ!ってんだよ) 妻が隣で「ぐぉっ ぐぉぉぉ〜ぉぉ」 (きっと夢の中でも何かを食べているに違いない・・・) 伽羅と健太(プレィリードック)が ガリガリ・ガリガリと  ゲージを咬む音がしてくるので とても寝ていられません・・・ さて 町に出ると 成人式だったらしく ヘンテコな若者が 仮装パーティーのような格好でそこら中にいた! 女性の振袖は理解できるが  男性のの袴姿は似合わないんだからやめればイイのに 誰か止めないのか? スーツの方がまだマシである・・・ 毎年 成人式の時に思う事は 自分が成人式の時に修行中で地元に帰らず 同世代の人にたいして 「今に見てろよ!」と闘志を燃やしていたことだ・・・ お前たちが浮かれている間に 俺はお前たちの一歩前を行く男になってやる!と 我慢して仕事をしていたのである 大人になる!という事は 人に祝ってもらうことではなく 自分自身が成長する事だ!・・・と20歳の時に思っていたのだった 早く大人になれ ジェームス・・・?