『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

漁り(いざり)

暖かぁ〜い! 南風ですよ・・・ 今月は 13℃の時もあったし 1週間で温度差が 10℃も違うのだ! でも ウレシっ・・・! さて こんなに良い天気なのに 12時までグッスリと 寝てしまっていた・・・ やばいっ!と思ったが 今夜も漁りへ行く予定だから良いとするのだ・・・ 昨夜も早仕舞いして 東海岸に行きました! しかし 風速7mの強風で 普通は漁に出ない状況である・・・ でも タコが欲しい! タコが食べたいんだぁ〜!と 我が家のハルマゲドンが無言で訴えかけるので強行したのである!? 海面なんて波がうって まったく見えません! その上風が吹いて霞んで見えます・・・ はぁ〜 どうしたもんだか?と思いながらも 沖に向かって歩いて行ったら・・・タコ発見! うっそ〜!と思いながらも捕まえたが 2km近くある海岸線から出て 行って帰るだけの往復のコースで よくもタコと出会えるものである・・・ 知らない土地に来て 偶然 20年ぶりの初恋の女性に出会うような 広大な土地に車が2台しか走っていないのに 衝突事故に合うような いつも信じられない気分でタコを獲っているのだ・・・ これが タコがいそうな穴とかを探して見つけるんじゃなくて ただ歩いているだけで見つける事が良くあるので不思議なのである! もしも それくらい沢山のタコが海岸にはいるのかもしれないが 逆に そう思うとタコだらけの海岸も気持ち悪いと思わないか? もっとタコが増えて 足を踏み入れる場所も無いくらいにタコだらけだったら 襲われそうで恐いのである・・・うへ〜 考えるだけでも気持ち悪くなってきた!