『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

今 大雨である! 最低〜・・・ 最悪〜・・・と 98%の観光客は 思っているだろう・・・ ワシだって フニャ〜・・・ うへ〜・・・ ピキ〜ッ!・・・っと 3番目だけ バカになりそうな声を出してしまいそうだ! さて こんな日は 床屋である・・・ 1時間でも無駄な時間を過ごしたくない!と思っているワシは 野暮用なら 野暮用なりの過ごし方をしないと 限りある残り少ない人生?が勿体無いのだ・・・ 本当なら 床屋も行かずに 髪は伸ばしっぱなしでも良いんだが 仕事柄 散髪しているだけであり 散髪しなければ 伸ばした髪でススを払ったり ホウキの変わりに床をはいたりして 掃除をすることもできるのだ・・・ さて 昨夜 面白い事件が店で起きたのだ! 団体のお客様がお帰りになる時に 一人だけ裸足の人がいたので 「裸足で帰るんですか?」と聞いたら 「いつも そうです・・・」とか ワケの分からない事を言うので 「そんな事はないでしょう? どうしたんですか?」と尋ねると 「スニーカーは裸足で履いています」とか またまた変な返事をするので どうやら 今の現状が分かっていないらしいのだ! んで テーブルの下やら 店の中を探したんだが見当たらず まさか?と思って トイレを探したら トイレの中にキチンとそろえてスニーカーが置いてあったのだ・・・ あはは・・・と笑いながら ワシも ははは・・・と思いながら いったい何だったんだ?という 事件だったのである!