『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

夏の高校野球が 始まっていようが 素潜りなのである! 今日はフィリピンにある 熱帯低気圧の影響で 風も強く 波も2mだった しかし 本日は 干潮の時間が 遅くなってきたので なんとか「中」に入れたのである! そして 海に入って5分もしないうちにタコを獲ったのだ! これはワシのタコ獲りの 最短記録ではないだろうか? しかも 今日のタコは姿が見えていなかったのでとても嬉しいのだ! 今年獲っているタコは 全部“見えダコ”(ワシが名付けた)で 今日のタコはヤ〜(家)らしき穴を ヤスで探って身体が見えたのである・・・ 『疑わしき穴は突け』という ワシの格言?どうり こうやっている地道な作業が効をそうするのだ 考えてみれば タコ獲りは“地味”な漁である! 何十メートルも潜って 水中銃で魚を仕留めてくるようなカッコイイ人と違って タコ獲りはヘロヘロと海を漂っているだけだ・・・ しかし このタコ獲りが似合うのはオジィで 若者は似合わないと思うのだ・・・ ワシももっと若かったら 水中銃を持ったと思うのだが 手銛というところが かえってシブイと思うのである! ワシが“タコ獲りオジィ”の本当の味を出すには  まだまだ これからなのであ〜る・・・